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マリエン薬局のメディカル・ハーブができるまで

ドイツ・マリエン薬局が扱っているハーブは、すべてドイツ本国では医師・薬剤師が処方し、医薬品として認定されているメディカルハーブのみを扱っています。

ドイツでは通常のハーブとは極めて違う扱いをされるメディカルハーブですが、皆さんのお手元に届くまで、マリエン薬局内でどのようにブレンドされているのかを特別に公開します。薬剤師をはじめとして入室が限定されている製薬所とメディカルハーブのできるまでをお楽しみください!

マリエン製薬所

日本向けのハーブティーは、マリエン薬局とは別館にある製薬所のひとつで行われます。(写真はマリエン製薬所の表札 薬局とペアのロゴを使用しています)

ドイツで「医薬品」として使用されるメディカルハーブは、使用部位などが限定されています。この製薬用のハーブ辞典を参考にメディカルハーブの中身が薬剤師によってきめ細かくチェックされます。

ブレンドするハーブをチェックする

ブレンドするハーブをチェックする薬剤師のブリギッテさん。
ハーブをブレンドするときは、製薬所内の規定で必ず頭にキャップをかぶり、手にビニール手袋をはめ、さらに白衣をまとって衛生面などに配慮することが義務付けられています。

検査結果を記録。

検査結果を記録します。ブレンド以外の作業も薬剤師さんの仕事です。

これはメディカルハーブ用の検査シート。記載方法などは、すべてドイツ薬事法やEU薬事基準、その他通達等によって定められています。また、このシートは保存が義務付けられているため、いつどこで販売されたものかが確定できれば、使用したハーブのロット番号から、収穫時期、収穫場所、収穫者、取り扱いメーカーなどにすべてさかのぼることできます。

ハーブをいじりすぎると薬効が飛んでしまい、メディカルレベルではなくなってしまうので、作業は機械を一切使わず、すべて手作業で慎重に、丁寧に異物除去が行われています。

特にカモミールは花部が薬効のもっとも含まれる部分。その一方で、花部は虫を寄せやすいため、異物チェック・除去作業も行われます。ドイツ薬事法では、内容量の2%までは虫、石、動物の毛や羽、収穫かごの藤の破片などの異物の混入が認められていますが、日本向けには特に慎重にチェックをしています。

綿密なチェックが終了。ブレンドのスタートです!

薬局の処方を元に0.00g単位で忠実にブレンドされます。

混ざり難いハーブや少量のハーブからブレンドされていきます。上部にあるのは排気ダクト。ブレンドする際に細かいハーブ片などを吸引するのに大活躍します。この排気ダクトの使用も薬事法で設置が義務付けられています

こちらは日本向けメディカルハーブのブレンド室として2005年夏に完成した別館調剤室の巨大排気ダクト。可動式のため、必要なところに吸引口を動かせます。カラフルな上に室内に2本も設置されているので、調剤室ではちょっとした存在感。大量にブレンドする際にはダイナミックな働きをしてくれます。

ダクトの下にはブレンド前のハーブが大量に!皆さんのお手元に届くまでは、どんなに大量なブレンドをする際にも薬剤師さんが立会って、ていねいに扱っています。

ブレンドが完成しました!

手で封詰めされます。異物が混ざらないよう細心の注意

包装する紙袋は美しいハーブ柄の外袋と中袋の2重構造。中にはコーティング紙を使用。湿気などからハーブの劣化や損傷を防ぎます。パッケージもすべて手作業。計量分のハーブを封入したら、シンプルな針金止めを施します。美しく留めるにも技術が必要です。

最後に空輸の際の汚れなどから守るため、日本仕様には特別にビニールパックして完成!

日本向けメディカルハーブ製品の製薬担当の薬剤師ブリギッテさん(左)と初代アシスタントのスーザンネさん(右)です。

 

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