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教えて!マリエン薬局のアトピー対策

マリエン薬局のアトピー対策

マリエン薬局薬局長ロイター薬学博士も認める、敏腕・女性薬剤師兼自然療法師のモニカ・ミュラーさんが公開するアトピー対策をQ&A方式にまとめてみました。マリエン薬局とドイツの自然療法エッセンスが詰まったアイディアの数々を、ぜひ日ごろのセルフケアの参考にしてくださいね。


モニカ ドイツ・マリエン薬局勤務 薬剤師兼自然療法師
モニカ・ミュラーさん


ホメオパシー療法、メディカルハーブ療法はもとより鍼灸など自然療法を幅広く使いこなす敏腕薬剤師のミュラーさん。薬局が休みのときも、ほとんどの時間を自然療法などの勉強やスキルアップに使うという勤勉家。薬剤師だけでなく、ドイツ国内でもとりわけ難関といわれるバイエルン州の自然療法師(ハイルプラクティカ)の資格を見事獲得。激務の毎日にもかかわらず、日本の私たちへも、いつも常に明快なアドバイスとエールを送っていただいています。

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その1 アトピー性皮膚炎のセルフケア?日常生活編

ミュラーさん、日本では、年々アトピー性の皮膚炎で悩んでいる方が増えていて、よくお問い合わせも寄せられています。日常生活で気をつけられることって、ありますか?

アトピー性皮膚炎は、ドイツでも増えていて、大人になってから症状が出る人もいますし、赤ちゃんのケアで大変な親御さんも多くいますね。アトピー性皮膚炎は、種類・きっかけともにいろいろなので、一概に「これをしていたら大丈夫」というのは難しいのですが、どのタイプでも、○食事のバランス、○ストレスの軽減、○住環境に気を配る、ことは大きなポイントです。

ちなみに、ドイツでは日本食を見本にした献立おすすめることも多いんですよ。

日本の皆さんは、日本食材はもちろん、調理法、味覚など馴染みがあると思うので、手作りの日本食を増やすようにしてみると、ずいぶん違うはずです。ただせっかくの日本食も、レトルト食品では添加物が含まれていることが多くて、この添加物がアトピー性皮膚炎の悪化要因になることが多々ありますから、手作りできるとよいですね。

なるほど。ちなみに、アトピー性皮膚炎の方で、特に「薬に頼りたくなくて…」「脱ステしたいんです!」というご相談も多いのですが、薬を使わないケアって、どのくらい可能なのでしょう?

薬を使わないケアは、難しいことではなく、マリエン薬局でも自然療法での対策をおすすめしています。ただ、症状の度合いを見ながら、バランスよく使っていく。つまり、必要なときには併用も考えてもらいたいなと思っています。

たとえば、もうずっと肌の状態が落ち着いていたのに、季節の変わり目とか、イベントが近づいて緊張が長く続いたとか、何か特別な理由で日常とは身体の反応が違って、急に症状が悪化する、そういうことがありますよね。

そうしたときに、症状が悪化しても薬は使わない、とがんばるのではなく、つらい症状を一時的に緩和するために、医師などから処方された薬(ステロイドなどの塗り薬や、かゆみを抑える飲み薬など)を使っても、まったく問題ないと考えています。現代医療か自然療法か、どちらかじゃなきゃいけない、という理由はないし、人間は誰でも、ムリや我慢をし過ぎると、身体も心もボロボロになってしまいます。セルフケアは、あくまでも、ALL or Nothing(黒か白か)といった偏った考えでなくてもいいんです。

もちろん、新薬に頼りすぎた後に自然療法に戻っても、回復するまで、それなりに忍耐と時間を必要とするので、新薬はあくまでも、諸症状の緩和を目的に気持ちセーブしながら利用してくださいね。そして症状が徐々に悪化のサイクルから抜け出し始めたら、自然療法を中心にしたケアに少しずつ戻る、という順序で。

「アトピー性皮膚炎のケア、ナチュラルケアだけでって頑張ってきたけれど、疲れちゃった・・・」

そんなときは、その声に耳を澄まして大切にすることは、自分自身を大切にすることでもあると思いますし、これはすべての人にとって、「ケアの基本」なんじゃないかな、と思いますよ。

それを聞いて、安心しました。アトピーのつらい痒みには、ステロイドなど、即効性のあるものを求めてしまうんですよね。かといって頼りすぎるのはいやだし、依存も心配で。

そうね。ステロイドは即効性があるけれど、長期使用ではだんだん効かなくなってくるし、また、皮膚も薄くなっていくのでより過敏になり、少しのことで再発、更にステロイドに頼る、という悪循環になってしまいます。なのでできるだけ、ステロイド依存は避けたいですね。

依存しないでうまく使いこなすポイントは、「症状がひどいときのみ使う」ということです。

何かのきっかけで症状が悪化してしまったら、「まず炎症を止める」、これが大切です。炎症がいったんおさまるまで(3日間くらい)ステロイドを使用し、炎症がおさまってきたらステロイドとカレンデュラクリームを1:1で混ぜ、さらに水を少し加えてローション状態にしたものの塗布をしばらく続けます。そのさい、塗布はごく薄くしてくださいね。

そして、混合ローションで肌の調子がよくなってきたら、毎日少しずつステロイドの量を減らしていき、ゆっくりと自然療法だけのケアに戻していけばよいのです。

そしておすすめなのは、肌日記をつけてみること!

肌の調子が悪くなった日は、前日からのあったこと、食事、行動などを記録します。すると、アトピー性皮膚炎がひどく悪化する日の、何かしら共通点が見つけられますから、それに該当する日があらかじめ分かっていたら、予防的にステロイドを塗っておくと、ごく少量の使用で悪化しないですみます。また何か該当事項が発生して「あ、しまった。これは悪化するかも」と気づいたら、悪化前に対処することで、悪化要因を抱えていても、重症化しないで過ごせるようになります。

このようにして、ステロイドは、「どうしても必要なときに、短期間だけ」使っていけば、怖い薬ではないんですよ。

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その2 アトピー性皮膚炎におすすめの、マリエン薬局のアイテムはこれ!

今、「ステロイドとカレンデュラクリームを混ぜて」というお話が出てきましたが、症状悪化のピークを乗り越えられたら、はやり自然療法で過ごしたい、そう思います。マリエン薬局のアイテムで、アトピー性皮膚炎におすすめの自然療法アイテムを教えてください!

【アトピー性皮膚炎の乾燥や痒みに】
ではまず、皮膚に直接塗るケアとしておすすめのアイテムを紹介しますよ!痒みは、できるだけ早く止めたいですね。でも、ステロイドに抵抗がある…という人は、カレンデュラを使った、次の3つをぜひ試してみてください。
カレンデュラクリーム
カレンデュラジェル
オーガニック・カレンデュラチンキ

ちなみに、脱ステロイドをお考えの方は、前項でお話した方法を参考に、くれぐれも【ゆっくりと切り替えて】いってくださいね!ステロイドを長く使用していた肌は、ステロイド中毒になっているので、急にやめるとひどいリバウンドを起こします。なのでやめるときは、必ずゆっくり少しずつ減らしていってください。

カレンデュラは特に、傷口の殺菌と回復促進に貢献し、痒みや炎症を鎮める効果があります。ゆっくり患部を回復させていくので、続けて使ってみてくださいね。もし、小さなお子さんなどが寝ている最中に掻きむしってしまうようでしたら、塗ったあとガーゼや包帯などを巻いてあげるのも良いですよ。

それぞれ、含有成分が少し異なりますが、同じ目的で使えます。

使用感は、カレンデュラクリームは油分が多いので、しっとりさせたいときに向いています。また夏場などサラッとした感じが快適な場合は、カレンデュラジェルのほうが気持ちがよいことがあります。ただ、ジェルはクリームよりも、ややアルコール分が多いですから、ひっかいていたり、開いている傷口に塗る場合にはしみることがあるので、小さなお子さんに塗ってあげるときには、クリームのほうが向いているかもしれません。そしてオーガニック・カレンデュラチンキは、アルコール分が高いマザーチンキと呼ばれるもので、長期保存が出来ます。そのかわり、使用の際はチンキ1:水9の割合で薄めて使ってくださいね。かぶれや傷口の殺菌に、飲んでしまっても安全なうがい薬としても使えます。

【アトピー性皮膚炎の症状緩和に】
次は、アトピー性皮膚炎の湿疹や痒みなどの症状を、内側から緩和していくのにオススメのアイテムをご紹介していきます。

まず、アトピー性皮膚炎の人にぜひ飲んでいただきたいのが、皮膚疾患用レメディウムです。症状がひどい場合は、毎時間服用してください。かゆみの緩和作用もあります。なお、肌のかさつきをきっかけに皮膚状態の悪化が進んで、乾燥性アトピーとなっている場合には、外側ケアのカレンデュラクリームも併用します。

次に、免疫力対策レメディウム。身体の免疫機能に働きかけ、適切な免疫反応が行われるようにするレメディウムです。免疫力が落ちていると、既にトラブルをおこしている箇所の症状が進行していまいますので、免疫力を安定させて、症状の進行をくいとめ、治りやすい状態を保つことが重要なんですね。

また、アトピーはアレルギーの一種ですが、アレルゲンやその他の原因特定することが非常に難しいので、だからこそ、基礎になる免疫力を高めるというケアが非常に有効です。

また、ストレスや疲労などによる身体の緊張も、免疫機能の不調に強く関係します。レメディと併せてハーブティーのリラックスブレンドをお飲みになって、症状が改善したという方もたくさんいらっしゃいます。リラックスブレンドは睡眠の質を高めて熟睡を促しますので、こちらの飲用もおすすめです。

【アトピーの体質改善に】
さて、それでは、症状が出ているか、出ていないかにかかわらず、アトピー体質の方の体質改善におすすめのアイテムをご紹介します。これは、継続的にご使用いただくことで、症状を改善したり、免疫力を高めて症状を出にくくする服用方法です。

まずは、先ほど症状緩和のためにおすすめした皮膚疾患用レメディウムを継続して服用します。そして免疫力対策レメディウムは2ヶ月くらいを一単位として、あわせて使用します。長期的にお飲みいただくと、免疫力をあげる効果がより高まるので、体質改善に向いています。

また、アトピーの体質改善のためには、アレルギー対策ブレンドの継続的な飲用と、ストレス時のリラックスブレンドの飲用をおすすめします。アレルギー対策ブレンドに含まれている『ネトル』は、利尿作用が大きく、身体の中に蓄積された老廃物を排出する働きにとてもすぐれているハーブです。アトピー性皮膚炎の方には、この"排出する"作用をサポートしてあげることが、体質改善につながるケースが多いので、高品質の『ネトル』をたっぷり配合したアレルギー対策ブレンドが非常に有効です。

アトピーは、アレルギーの一種だということは知っていたのですが、アレルギー対策ブレンドがアトピーの体質改善に効くのは、なぜなんでしょう?

これは、自然療法では、吹き出物・肌荒れ・大便・排尿などは、『排出作用』ということで同類と考えるのですが、どこかの排出作用に問題がある場合は、ほかの外出方法をより促すことで、もっとも問題があることが改善する、という方法があるのです。

そして、この方法はアトピーの方によく効くことが多く、なのでネトルの強力な利尿作用(腎砂も流しだします)を使っている、というのがひとつ。そしてもうひとつは、ネトルの浄血作用です。血液が汚れていると、それはいろいろなところに不調として出ますが、肌が弱い人は肌にでやすい。なので、血液自体をきれいにしてアトピー体質を改善していくのです。

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その3 ミュラーさん、こんなときはどうしたらいいですか?アトピーに関するFAQをまとめてみました!

レメディはいつまで使えばいいの?肌が完全にきれいになったらやめるのでしょうか?また、ステロイドのようにやめたら湿疹は再発しますか?

症状が改善してきたら、突然服用をやめず、徐々に服用間隔を長くしながら、ゆっくりと服用をやめてくださいね。長期の服用でも、副作用などは一切ありません。もし、服用量を減らす途中で症状が戻ることがあれば、症状が戻る前の量に増やしてしばらく続けるか、初期の服用量に戻してしばらく様子を見てください。そして、肌の調子をみながら服用回数・期間を再度調節するようにしてください。

ステロイドのようにリバウンドして再発ということはありませんが、治っていく途中で、自己治癒力をレメディウムがサポートしていく中で、まだサポートが必要な時期に突然やめてしまうと症状に治癒力が足らないことがありますので、肌がよくなってきたら徐々に減らしていってください。

レメディウムを試したところ、アトピーがひどくなっている気がするのですが、これは好転反応でしょうか?

ほかのレメディウムもそうなのですが、マリエン薬局のレメディウムは、好転反応(※症状が一時的にひどくなって、その後改善に向かうという過程)は、まずおこらない低ポーテンシーを使っているので、好転反応とは考えにくいです。

まずは使用を1週間ほどお控えいただき、その間に改善の兆候がみられたり、改善した場合はレメディウムを再開してみて、それでまた悪化するかどうか試してみます。

もしそれで悪化する場合は、好転反応ではなく、低ポーテンシーの原料どれかに対するアレルギーの可能性が、非常に低いですがありますので、使用をお控えください。

1週間使用を控えて、それでも改善がみられなかった場合は、今回の悪化はレメディウムの影響ではなく、何か別の理由で肌の状態が悪化していることが考えられます。レメディウム服用開始と同時期に、何かほかにも新しくしたこと、たとえば石鹸をかえたとか、寝具、食物、肌着、保湿クリームを変えたなど、お肌の調子と関連がありそうなことに心当たりがあれば、それらの変更をいったんやめてみて、レメディウムだけ使ってみてください。

なお、レメディウムを再開する場合は、まずごく少量(1日1回1粒程度)から再開してみてください。そして数日その量を続け、大丈夫そうなら1日の服用回数を2回にしてまた数日、3回まで増やしてまた数日、その後各回の量を標準量まで徐々に増やしてという方法を試してみてください。

アトピーの体質改善のために、ハーブとレメディウムを使用したいと思っています。効果的な併用方法を教えてください。

アイテム別に、おすすめの使用タイミングや使用量があるので、以下を参考にしてくださいね。

でも、ハーブの飲用について先にひとつ。飲むタイミングはあくまでも目安なので、飲みたいときには我慢しないで、たくさん飲んでOKです。また、逆に飲みたくないときは、無理に飲む必要はないんですよ。ハーブ成分は、必要としている成分だけが体内に吸収され、しっかりと身体に働きかけてくれるので、ぜひ身体の声と相談しながら飲んでみてくださいね!

免疫力対策レメディウム
体質改善の常用には、1日1-3回、各回2-4粒程度。症状が重い場合や、急を要する場合は30分-1時間毎に各回2-4粒程度(1日最多12回まで)。適量のレメディウムを口の中(できれば舌下)でゆっくりなめて溶かします。なめ溶かすことができない乳児の場合は、少量の水で溶かして与えます。

皮膚疾患用レメディウム
1日3回、食前に各回5粒服用。緊急・反復性の高い症状では1時間に1回5粒の服用可。6歳-12歳は、1日3回、食前に各回4粒まで。6歳以下は1日3回食前に各回1-2粒。適量のレメディウムを口の中(できれば舌下)でゆっくりなめて溶かします。なめ溶かすことができない乳児の場合は、少量の水で溶かして与えます(※かじってしまっても大丈夫ですよ)。

アレルギー対策ブレンド
1日2~3杯を目安に、毎日継続的に飲むのがおすすめです。また、なるべく午前中に飲むようにすると、身体の老廃物の体外排出作用をサポートしてくれます。午後の飲用では、夕方以降や就寝前よりも、なるべく午後早い時間に飲用してみてください。

リラックスブレンド
特に就寝前の飲用が効果的です。飲用後はゆっくりくつろげるように心身をゆるめるので、睡眠の質が高まり、熟睡できると思います。

最後に、あえて聞きたい!症状が悪化しているときも、カレンデュラクリームだけでケアするってのはどうでしょう?

どうしても、薬を使いたくないってお気持ち、とっても良く分かりますよ。でも、今まで使っていたステロイドを急にやめてしまうことで、リバウンドでさらに悪化することもあるんです。そうならないためにも、状況に応じてステロイドなどは最低限の範囲で使うことは良いと思います。

その際に、先ほど紹介したような方法で、カレンデュラクリームなどを使っていくことで、「悪化をさせすぎない事前ケア」をしておくんです。うまく併用させて使っていくことで、最終的にカレンデュラクリームだけでケアできている状態(=脱ステ)が実現することが、最高ですね!

以上で、今日のお話はおしまいです。
アトピー治療は「無理をせず、ゆっくりと」が大切。心も身体もリラックス。 マリエン薬局の自然療法ケアで、アトピー性皮膚炎が少しずつ良くなっていくことを、祈っていますね!

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■ ミュラー薬剤師兼自然療法師、ありがとうございました! ■

その1(セルフケア方法)その2(選ぶならこれ!)
その3(アトピーFAQ)

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ドイツ自然療法講座が始まりました

インターネットで手軽に学べるEラーニング通信講座です。ドイツのメディカルハーブやホメオパシーについての基礎知識から日々のセルフケアへの実践まで、自宅にいながら本格的に学べることが好評のようです。受講に関する詳しい内容やお問い合わせは、ドイツ・ナチュラル・セルフケア協会のホームページをご覧ください。※リンク先は当ショップ外となります

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