ドイツには、果実やハーブをアルコールに漬け込んで、飲用する伝統があります。

なかでも、アルコールの度数が高いシュナップスやリキュールは、
食前・食後酒としてレストランのメニューにもありますし、
多くの家庭で手作りもされています。

ちなみにシュナップスは、砂糖などで甘みを加えてないクリアーな蒸留酒です。
甘くとろみのあるリキュールとともに、ドイツには多くの種類があり、人気です。

もちろん、その果実やハーブ独特の味や香りを楽しむ目的もありますが、
大抵の場合、「○○に効く」といった、民間療法的な効能が知られています。

「シュレーエ」のお酒も、そんな1つです。

熟したスローベリーを初霜のまえに収穫ボウルに入ったスローベリードイツ語のシュレーエとは、日本語では「スピノサモモ」という呼び名で、主にヨロッパから北アフリカにかけて自生しているようです。

 

お酒に漬ける果実の部分は、英語では「スローベリー」とも呼ばれ、カクテルに詳しい方はご存じかもしれませんが、「ジン・スロー」の材料にもなっています。

強いアルコールのため、 のどを通りすぎ、胃へ落ちていく際に、じんわり焼けるような熱い感覚があるからでしょうか、ドイツでは、スローベリーのお酒は、「シュレーエ・フォイヤー(スロー・ファイヤー)と呼ばれています。

スローベリーは、10月から11月頃に熟します。
初霜のまえに収穫すると、果実にタンニンが多く含まれていて、
これが口やのどの炎症、また消化不良にもよいらしいです。
なので、お酒に漬け込みたい場合は、初霜が降りるまえに収穫します。

味は、そのままでも食べられないことはないですが、かなーり酸っぱいです。
霜が降りたあとのスローベリーは、苦味が薄らぎ、コンポートやムースにしたい場合はそのほうが向いてるそうです。

スイーツにしてもフレッシュで甘酸っぱくて美味しそうですが、スパイスと一緒にアルコールに漬け込んで
今日はまずお酒の話♪
収穫した果実は、シナモンスティックやバニラビーンズなど、芳香性のスパイスと一緒に、
クリアーな蒸留酒に漬け込みます。

ドイツでよく使われるのは、
小麦などの穀物を原料とした、「コルン」という風味付けされてない強い酒精。
代わりに、ウォッカを用いることもあります。
日本だと、ホワイトリカーが一番近いでしょうか。

これを暗いところで6週間くらい寝かせて、
それから中身を漉して出来上がり。

5 甘いリキュールが特別感を演出s4 6週間くらい暗所で寝かせるs氷砂糖またはきび砂糖で甘みをつけてもいいですが、甘みなしバージョンも、大人の味でおすすめ。

逆に、砂糖を多めに加えたシロップ風のスローベリーリキュールには、華やかな贅沢さがあり、特別感を演出してくれます。
プレゼントにも喜ばれます。

これからクリスマス・年末年始に向けて、何かとお祝い事が続くドイツ、
また冬場はヘビーなお食事も多いので、
素敵なひと時の雰囲気作りに、
またちょっと食べ過ぎちゃったときの、俗に言う「消化サポート」としても、
スローベリーファイヤー、たくさん活躍してくれそうです。

これからの季節、冷えは大敵。
スローベリーで内側からじんわり体を温めつつ、
クリスマスシーズンを満喫したいですね~。

あぁでも、ちゃんと正統派の冬場の免疫対策もしないとだな~
食生活も、お祝い時期だからと乱れすぎないように、頑張ります~(苦笑)

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