健康上弊害の少なくないファストフードに対して、
その土地に根差した食文化を重視する「スローフード」が見直されていますよね。

今日は、ドイツのそんなフローフードの1つ「ザワーブラーテン」をご紹介します。

3 鍋の中身はこんな風です「ザワー」は、ドイツ語で「酸っぱい」、「ブラーテン」は「焼く」・「炒める」などの加熱調理の方法、またそうして調理されたお肉のローストを意味します。つまり「酸っぱいロースト」です。

サワーブラーテンは、ドイツを代表する伝統料理の1つです。しかもこの料理、伝統の「スローフード」に加えて、じっくり時間をかけて調理する「スロークッキング」でもあるのです。

作り方は、ビネガーベースの酸っぱいマリネ液にお肉を数日漬け込んで、両面こんがり焼き色をつけた後、野菜などソースの材料をお肉の鍋に加えて、ことこと煮込んで出来上がり。

ドイツ国内でも、地域によって、 マリネ液やソースの材料にいろんなバリエーションがあります。
主役のビネガーやお水の他、ペッパー・ジュニパーベリー・ベイリーフ・クローブなど、香りの強いスパイスがマリネ液に入ります。1 脂身の多いジューシーな牛肉でs

これに生のお肉を漬け込んで、涼しい場所に数日おいて、しっかり下味がつくように、毎日お肉をひっくり返します。
3~4日が一般的らしいですが、レシピによっては1週間マリネ液につけることもあるとか。

2 ソース用の野菜を加えてs

そして、しっかり下味のしみこんだお肉を両面焼いて肉汁を閉じ込め、トマト・タマネギ、レモンピールなど、ソースの材料を加えて、2時間くらいじっくり煮込みます。できあがったサワーブラーテンは、舌の上でとろけるほどやわらかーく、それでいてビネガーが効いてきりりとした味わいです。牛肉を使うことが多いようですが、馬肉やウサギ肉のレシピも地域によってはあるようです。4 出来上がりを切り分けてs

つけ合わせにも地域差があり、
ジャガイモのお団子とか、ムラサキキャベツ、
シュペッツレ(小麦粉ベースのドイツ風ショートパスタ)、
またアップルムースを添えるところもあるようです。

6 ビタミン補給のサラダも忘れずにsザワーブラーテンには、脂身の多い、そしてジューシーなお肉を使うと美味しいです。
なのでサラダをつけて、ビタミン摂取も忘れないようにしないと。

地域色の強い料理なので、自分なりのこだわりを持ってる人が多く、「私は○○出身なので、付け合わせはぜったいシュペッツレじゃないと」というような会話もよく聞かれます。

冬の時期、ドイツの家庭ではヘビーなお肉料理が増えます。
おもてなし料理としてもポピュラーなので、クリスマスや年越しなど、人が集まることの多い時期には大人気です。

5 お皿に盛りつけsで、懸念されるのは、そうして体内に確実に蓄えられていく「脂肪」。でも冬の時期、ドイツの人はそれをあまり気に病んでいない印象です。
断食は春がくる復活祭の時期まで保留、お祝いにはごちそうがつきものだし、食べるときにはしっかり食べる、そんな感じです。
もちろん、食事のおともに、体内脂肪対策ブレンドも忘れずに!

確かに美味しいドイツのお料理、
でも自然療法の一端に関わる者として、いろいろ気になるのも確かです。
ドイツの素敵な伝統と、健康な日常、
この2つをどう融合させるか、どうバランスをとるか、
私個人にとって、引き続きの課題になりそうです。

2015年も私のドイツ日記をお読みいただきありがとうございました。

ドイツ・マリエン薬局自然療法ショップ
http://www.marienremedy.com/

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