【スタッフErikoのドイツ通信】
皆さん、素敵な年末年始を過ごされましたか。
どうぞ今年1年が、皆さんにとって健康で幸せいっぱいの年になりますように!

01/06の御公現の祝日までは、一応オフィシャルにはクリスマスシーズンでしたが、お正月も成人式もないドイツでは、クリスマス本番と年越しカウントダウンが終わると、わりとさっさと平常モードに戻ります。

しかも、先週は気温がぐっとさがって、我が家の温度計は、日中は零下9度、夜は零下18度を記録しました。

1 農家博物館、カッヘルストーブのある農家の再現sそんなわけで、お祝いモードから一転、いろんな意味で、冷たーい現実復活の南ドイツ。
美容院の雑談でも、「このグレーな1月をどう乗り切るかがネックよねぇ」なんて言う会話が聞かれました。
そんな寒中の時期、今日は、心身ともに温めてくれるドイツの素敵なアイテムをご紹介します。

それは、「カッヘルストーブ(Kachelofen)、つまり「カッヘル(タイル張り)のストーブ(暖炉)です。

ドイツでも、セントラルヒーティングや電子ヒーターは多く活用されていますが、本物の薪を使った暖炉の人気も健在です。

冬場は、道を歩いていても、どこからともなく暖炉で燃やす薪のかすかに煙たいにおいが漂ってきます。

2 ゲストハウスのカッヘルストーブs3 ゲストハウスのカッヘルストーブs

カッヘルストーブは、かつては人々の冬越しに欠かせないものでした。
農家の歴史を展示した博物館では、暖炉のうえで洗濯物を乾かしたり、周辺に家族が集ったり、かつての農家でカッヘルストーブが果たした役割をかいま見ることができます。

ゲストハウスでも、ノスタルジック&カントリー風を演出するのに、カッヘルストーブは必須アイテム。

バカンスで訪れたゲストハウスにカッヘルストーブがあれば、夏場でも冬場でも、それだけで一気にくつろいだ気分になれ、日頃の日常の喧噪や仕事の忙しさから、心身ともに解放された気持ちになれます。

食堂でも同様で、凍えるような寒さから温かい店内に逃げ込んでほっと一息、そこにカッヘルストーブがあれば、ついふぅっと肩の力がぬけ、食欲ももりもりわいてきて、がっつり量の食事がぺろりと食べられてしまいます。

4 食堂のカッヘルストーブs5 食堂のカッヘルストーブs

通常カッヘルストーブに使われるタイルは、どーんと重くて、大きくて、幅が広くて、飾り気がなく、その無骨なところが正にカントリー風で魅力的なのですが、もっとエレガントなバージョンもあります。

6 お城のエレガントなカッヘルストーブs例えば、お城の暖炉に使われてるものは、タイルの作りそのものがもっとほっそりしていて、高さもあり、装飾も施されています。
これは実用的というより、観賞用ですね。

ですがカッヘルストーブの魅力は、「見た目」だけではありません。
温かさが持続するのも素晴らしいところで、朝に1度火をつけると、数時間後に薪が全部燃えて灰になってしまってからも、ずっと1日中家の中の温かさがキープできます。

暖炉の素材としては、金属が使われることもあるようですが、熱の伝わり方の優しい陶器が好んで用いられるようです。

7 個人宅でもカッヘルストーブsお店だけではなく、もちろん個人宅でカッヘルストーブを所有することも可能です。

ただ、薪代も安くはないですし、都市ではスペースの問題もあるので、みんなに手が届くということではないようです。

それでも、最近では暖炉の技術や素材も大幅に改善され、煙や煤が室内に立ち込めないような仕組みもできて、カッヘルストーブが多くの人にとってより身近な存在になって来ているのも確かです。

これからしばらく続くドイツの厳しい冬、カッヘルストーブは心身にほっこりを届けてくれる優しい存在です~。

日本も本格的に寒くなっている時期かと思います。
体の内側からあたためてくれる冷え性対策ブレンドや、発汗作用のある風邪対策ブレンドなど、メディカルハーブティーでも温まってくださいね。

今回の記事は、お役に立ちましたか?

マリエン薬局のブログでは日々、自然療法ショップの情報をお届けしています。「いいね!」や「ステキ!」と感じたら、ぜひお友達にも紹介してください!