【スタッフErikoのドイツ通信】
南ドイツの初夏は、新緑とともに、花々も咲き乱れて、色彩が溢れる季節です。この時期にあわせて、先頃「2017年の植物たち」が発表されました。毎年、各地のガーデニング団体の協力のもと、カテゴリー別に様々な植物が選ばれます。大手のガーデニングショップでは、その年話題の植物たちを紹介するイベントも開催されます。

1 新種のペチュニア 「官能のシシー」s-min今日は、そんな植物のいくつかをご紹介します。
まず、2017年の「バイエルンの今年の植物」として選ばれたのは、”Sinnliche Sissi”という名称の、新種のペチュニア。

ドイツ語で「官能のシシー」という、セクシーな名前をつけられたこの花は、各花びらごとに、大きな赤いハートのマークがついているのが特徴です。

ベージュの背景に、赤いハート形がはえて美しく高貴な様子が、「シシー」の愛称で知られる、バイエルン王家出身でヨーロッパ史で有名な女性、オーストリア=ハンガリー帝国の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の皇后、エリーザベトをイメージさせることから、この名前がつけられたようです。

「官能のシシー」は、今年登場したばかりの新種のペチュニア、今のところ、栽培されているのはここバイエルンだけです。アクセントになっている花びらのハートのモチーフから、「この夏のハートクイーン」として、華々しいデビューを飾りました。

2 観賞用に人気のペチュニア3種s-minペチュニア自体、観賞用として、ドイツでも人気の植物です。種類が豊富で、色も様々です。

ですが、花びらにハートをつけたペチュニアは、他では類がないそうで、今後バイエルンの家庭のバルコニーを彩る花として注目されます。

そのほか、「今年の花」としては、「ポピーフラワー」が選ばれました。

3 ポピーフラワーs-min「今年の花には、年々その数が減少し、絶滅が危惧される花が選ばれます。毎年「今年の花」を選出する財団では、生息地を示したカレンダーを出版するなどして、植物を保護するキャンペーンを展開しています。

ポピーフラワーは、畑の野草で、光り輝くような美しい赤色をしており、かつては赤色のインクの材料にも使われていました。
夏を彩る花ですが、残念ながらだんだんと姿を消してしまっています。

ほかにも、選ばれた植物たちはいろいろあり、全部ご報告することは難しいのですが、最後にもう一つだけ。

4 デイジーs-minマリエンとも関係の深い、「今年の薬効植物」をご紹介します。
「2017年の薬効植物」は、「デイジー」。
マリエンのティーンブレンドにも配合されています。

ドイツ語では「ゲンゼブルームヒェン(Gänseblümchen)」と呼ばれており、これには「1年中かわいらしい」という意味があるそうです。

サポニンを多く含み、痰を解消する作用があることから、咳止めとして、また疲労や風邪の際にも有効で、子ども用のティーにも推奨されています。

私は、マリエンでの仕事柄、植物と言うと、ティーの原料である乾燥ハーブをイメージしがちなのですが、初夏の爽やかな香りに満ちたこの季節、「生」の植物もエネルギー全開です~。

植物のエネルギーや薬効をギュッと凝縮したメディカルハーブティーも楽しみつつ、初夏の色とりどりの花々を愛でたいですね。

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