J1-03_27sマリエン薬局では、熊本・九州地方の地震で被災された方へのメッセージを募集しています。

阪神・淡路大震災、新潟中越地震、東日本大震災、ほかにもいくつもの大きな地震がありました。また、台風や河川の氾濫、土砂災害など、ほんとうに災害の多い日本列島。

その1つ1つを乗り越えてこられた経験者の言葉が、励ましとなり、また遠くから応援したい方にとっての「何ができるのか」のヒントにもなるのではと考え、過去に大きな災害を経験された方々からのメッセージを募集しています。

さっそくメッセージを送ってくださった阪神・淡路大震災を経験されたM.T.さんからの言葉をご紹介します。

この度の熊本・九州地方の地震、とってもショックだと思います。大分もたいへんな状況ですね。

私は、21年前に起こった阪神大震災の被災者です。
阪神大震災で被災した時は、倒壊した家屋と火事のための火の粉が降ってきていて、見たこともないような世界、凄惨な街並みがまるで映画の中にいるような気分でした。
被災から数日は人命救助や生存確認に奔走しましたが、身内や仲間の生存確認が取れたあとは、避難所に向かいました。
避難所は多くの被災者で溢れかえっていて、とても入れる隙などなく、雨風はしのげる半壊状態の自宅に戻り、電気だけは通っていたので、水とガスのない生活で2ヶ月半すごしました。

次のごはんや水の調達、銭湯の順番待ちなど、すぐに次のことを考えるため忙しくて、ションボリしたり悲嘆にくれる暇もなく、次々に課題をこなしていくといった状況でした。
何百万人といる、阪神大震災の被災者も全員同じ状況だったと思います。

水とガスと食べ物も、救援物資や義援金など、多くの方から支援があり、ちょっと長いキャンプ生活みたいなもので、本人達はとても前向きで、割りとケロっとしている状況でした。

つい昨日までは普通の生活をしていたし、「急に貧困生活を強いられ、今後一生、延々と続いていくものでない、ほんの一時的なもの」だとわかったから、住むところ(寝起きできる場所)さえ確保できれば、あとは散らかったものを整理して、今まで通りの生活に戻すだけでした。

復興が進むにつれ、完全に今まで通りの日常にもどりつつあるころ、震災時の状況を考える隙ができると、がっくりと生きる気力が落ちてきました。
凄惨な状況を目の当たりにし、亡くなった方や失われた町並みなど、いまだにフラッシュバックして、テレビで震災の映像が映るたびに心臓がドキドキします。

被災していない安全な場所からみていると、被災地の状況が見えない分、心配で心配で仕方がないのですが、阪神大震災から21年が経過し、2016年の現在は、危機管理対策もすばらしく機能していて、おうちが倒壊した方にも住居を提供してくださる機関や行政がものすごいスピードで動いているので、不謹慎ながら、期待を込めて安心しているところもあります。

被災地から離れていて、安全地帯から見ているだけで何もできずもどかしい思いでいっぱいなのですが、被災者にとって必要なもの、私にできることは、最終的にはお金と、そのあとのメンタル面のケアだと思っています。

今までの震災とは考えられないほどのスピードで復旧していて、最善の対策で復興も早いと思います。
支援や救援に人々の意識も格段に強いものになっていて、被災した方ご自身もはじめ、人々の力強さを感じています。

「あの時」の思いをもう一度、言葉にまとめてみることで、「そうだった」と思い起こすことがあるかもしれません。そしてそのことが、九州で被災されている方のお役に立つのではと思っています。
あなたのメッセージを、どうぞお寄せください。
「 熊本・大分にお住まいの方へのメッセージをお寄せください」

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