紫外線が肌に悪影響を与えるということは、もはや常識。
こんがり小麦色に日焼けした肌は、確かに今でも健康そうなイメージがありますが、日焼けによるシミやしわなどの肌トラブルにとどまらず、目の疾患や皮膚がんなどの重篤な皮膚病になることまで指摘されています。
では、この紫外線のいったい何が、肌への悪影響の原因になっているのでしょうか。
また、具体的にどのような悪影響があるのでしょう?
あらためて問われるとうまく説明ができないことかもしれません。
紫外線による日焼けのダメージの仕組みと、その影響について、マリエン薬局のモニカ・ミュラー自然療法師が解説してくれました。
「昔は、日光を浴びることが健康に良いと言われていたことは事実です。
オゾン層がまだ破壊されていなかった時代、地球上に届く紫外線の量は、私たち生物の進化・発達にとって必要不可欠なものでした。
紫外線を浴びることでビタミンD3が生成され、生物は生き残ってきたのです。
そして、日光浴によりちょうどよい量の紫外線を浴びることで、人は健康を保ってきていたんですね。
ところが、オゾン層が人間によって破壊された現代、人体が許容できる量を超えた紫外線が降り注ぐようになってしまいました。
このため、無防備に紫外線を浴びると、皮膚細胞がダメージを受け、皮膚トラブルが起きるだけでなく、体のさまざまな個所に影響を及ぼすこともわかってきました。
どんな影響があるか、まとめてみましょう。
紫外線の肌や体への影響は、下記のように多岐に渡ります。
●シミ・しわの発生
紫外線を浴び続けることによって、肌の表面の色素細胞が影響を受けます。このダメージが蓄積されることは『光老化』とも呼ばれ、シミやしわの原因となります。20代からすでに徐々に気になり始めるこの現象を防ぐためには、やはり紫外線対策を毎日きっちり行うことが大切になるのです。
●活性酸素の発生、免疫力の低下
活性酸素とは、簡単に言うと『体をサビつかせる物質』のことで、私たちの体が持つ遺伝子DNAを傷つけることであり、さまざまな病気を引き起こす原因となります。紫外線を浴びることが皮膚がんの発生につながるのも、この活性酸素の発生の影響によるものです。体の免疫力が低下するため、皮膚病だけでなく、さまざまな病気、そして老化現象の原因となります。
●白内障や失明
紫外線が『目』に与える影響も見逃せません。年配の方に多く発症しやすい白内障は、失明にもつながりかねない目の病気のひとつです。紫外線を長年浴び続けることによって目の中の水晶体を徐々に濁らせてしまいます。若いうちは発症しづらいのでなかなか自覚することができませんが、発症してからは自然治癒することはないので、海や山で過ごす時やアウトドアスポーツはもちろんのこと、外出時にはサングラスや帽子などを使って日々の紫外線対策をするしかありません。
今でも、太陽の光による健康への恩恵はもちろんあります。
極端に紫外線を浴びなければ『脚気(かっけ)』という病気にもなりますし、朝日を浴びることがうつ病の予防になることもいわれています。
でも、日光浴をすればするほど健康によかったのは、はるか昔のこととなり、現代は日光浴をすると肌や体へのダメージが大きくなっているのです。
現代の紫外線環境の中では、やはり紫外線を防御して、日を浴びたあとのアフターケアが非常に大切ということがよくわかります。
だからといって、ケミカルなものを皮膚から体内に蓄積してしまったり、皮膚に刺激のあるものでは、肌への負担となってしまいます。」
ナチュラルで、しかも有効な紫外線対策ができる、マリエン薬局のサンケアクリームSPF30ウォータープルーフタイプは、紫外線を肌の上で反射する二酸化チタンを採用して肌に刺激を与えず、紫外線から守ります。
それでも肌細胞に忍び込んだ紫外線によるダメージは、その日のうちにケアを。
紫外線ダメージリペアジェルの、高品質なアロエベラエキスでしっかり保湿して、肌細胞を回復させましょう。
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※自然療法師(ハイルプラクティカ)は、ドイツ国家資格による医療従事者です。
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