5パンにチーズをからめてs-min【スタッフErikoのドイツ通信】
ドイツには日本暦の「大寒」に類似する言葉はとくにないようですが、1月の後半を迎え、連日強い寒さが続いています。

今朝も目覚めたら、一面すっかり雪にに覆われていました。

そんな季節、寒い戸外から避難して、暖かい室内でみんなで食べたい冬のお料理といえばやはり「チーズフォンデュ」です。

チーズフォンデュは、スイスを発祥とする鍋料理。
そこからアルプスの山岳地帯を中心に、フランス・イタリア、さらにはドイツを含むその周辺国へも伝わり、冬の郷土料理として定着しています。
2お鍋でミックスチーズを溶かしてs-min3食卓でチーズフォンデューを囲んでs-min
フォンデュには、オイルやチョコレート、またスープを使用したものもありますが、最も一般的なのはチーズフォンデュで、フォンデュの代名詞的な存在です。

日本の鉄板焼きやお鍋料理と同じく、チーズフォンデュはお鍋を食卓において、みんなで囲んでわいわい食べます。

一気に食べるのではなくて、色々とおしゃべりしながら、休憩を入れつつ、時間をかけていただきます。

年越しのお祝いディナーとしても大人気ですし、それ以外でも、冬の時期にみんなで集まるときは、メニューはチーズフォンデュで!ということがよくあります。

ゲストを多く招待するドイツの家庭には、大抵専用のチーズフォンデュのお鍋と串のセットが常備されています。
このセット、結婚式の贈り物としても最適です。

6串に刺して、スパイスをつけてs-minチーズフォンデュは、お料理としては極めてシンプル。
お鍋にスリがねでおろすか細かく切ったチーズを入れて溶かし、一口大に切ったパンを串に刺して、とろけたチーズをからめて、スパイスをつけていただきます。

元々は、食材の少ない冬の山岳地方で、牧童たちがあり合わせの材料を使い、硬くなった古いパンを柔らかくして食べる方法として考え出されたといわれています。

パンの代わりに温野菜やソーセージを使うこともありますが、一番人気はやっぱりシンプルなパンバージョンです。

スパイスとしては、ナツメグやペッパーをそれぞれ小皿にとって、チーズをからめたパンをつけていただきます。
ニンニクをチーズフォンデュ鍋の内側にこすりつけて香りを移すやり方もあります。

そして、アルコールもチーズフォンデュには欠かせません。

4キルシュワッサーも欠かせませんs-min白ワインやキルシュワッサー(サクランボを使った蒸留酒の一種)を直接溶かしチーズのお鍋に注いで、そこにパンをつける方法が一般的と思いますが、先日友人がチーズフォンデュディナーに招待してくれたときは、「こっちもいけるよ」といって、各自ショットグラスにキルシュワッサーを注いで、そこにまずはパンを浸し、それからチーズにからめる、ハードコアバージョンを教えてくれました。

試してみたら、なかなかGood。
でもストレートのキルシュワッサーなので、かなりパンチがきいていて、おまけにさっさと酔っ払うので、パンを浸すのはできるだけ手早く、そして一気に食べ過ぎないように気をつけないとです。
 
1チーズフォンデューミックスのパッケージs-min
チーズフォンデュは、何種類かのチーズを組み合わせて作ります。
主にエメンタールやグリュイエールチーズを使うことが多いようですが、どのチーズをどれだけ混ぜるかの比率はそれぞれの家庭やレストランで異なり、お店では企業秘密にされていることが多いようです。

この前招待してくれた友人は、毎年スイスへスキーに出かけたときに、まとめてお気に入りのメーカーのチーズフォンデュミックスをゲットしてくるそうです。

戸外は刺すような寒さでも、霙が降ってても、室内はぽかぽか、お腹は満足、おしゃべりが弾んで、気分はほっこり。

チーズフォンデュは、凍てついた冬にみんなの気持ちをやんわりとろかすマジックフードなのです~。

寒い夜は、冷え性対策ブレンドなど、体を温めるメディカルハーブティーも活用してください。

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