1 マーケットのチーズ屋さんのカウンターs-min【 スタッフErikoのドイツ通信 】7月も末、ここバイエルンも、来週から学校が念願の夏休みに突入します。

ドイツ通信では、毎年この時期、1つの共通テーマで夏休み特集をお届けしています。
今年のテーマは、多くの人にとって普遍の喜び「飲食」。
私がドイツ生活で見付けた、グルメな物たちをご紹介していきます。

 

初回第1回の今日は、「チーズ」のお話です。

ドイツは酪農天国。
中でもマリエンのあるアルゴイ地方を中心に、バイエルンは美味しいチーズの宝庫です。

スーパーにもチーズ専用のカウンターがありますし、町のマーケットのチーズスタンドには、何十・何百という種類豊富なチーズが並んでいます。

日本での私の子ども時代は、「粉チーズかスライスチーズか」の違いが分かる程度で、チーズとは縁遠い生活でした。いまでもあまりチーズには詳しくないのですが、色々トライしてみるのは大好きで、毎回チーズ屋さんにいくとわくわくします。

わくわく、そしてあまりにも奥が深い。
知れば知るほどチーズの世界は複雑で、魅力的で、一筋縄ではいきません♪

9 チーズ・プレートs-minそんなわけで、一生チーズを追求してもぜんぜん足りませんが、今日は思いっきり私の主観&素人の独断で、美味しいチーズをいくつかご紹介したいと思います。

チーズは、蛋白質の1種であるカゼインが凝乳した中から、沈殿物であるカードを取り出したものが原型で、これにカビなどを添加して熟成させます。
後からフレーバーをつけたり、フルーツやナッツを添加するなどの加工が施されることもあります。

原料や製法によって多くの種類が造られており、その数は1000種類以上もあるそうです。

牛乳ベースのものがもっとも多く出回っていますが、山羊乳や羊乳を原料としたものもあります。

ヒツジの乳は牛乳ベースに比べて濃厚な印象です。
ヤギ乳は風味にちょっとクセがある感じですが、慣れるとやみつきになります★

2 バランシーs-min最近「バランシー」という、中心がドライで、その外側はは溶けて流れ出しそうなくらいソフトでとろとろ、外皮はグレーのカビという、3層になっているチーズをトライしたのですが、びっくりするくらいクリーミーな体験でした。濃厚なので、少しずついただくのがベターですね。
硬さによる分類もあります。
私はハードチーズに好きなものが多いです。

例えば、「ミモレット」という、塩気が強くスパイシーなチーズ。
カボチャを思わせるオレンジ色が印象的で、ちょっとぽろぽろ質感の、大胆な味わいです。

3 ミモレットs-min

味の密度も様々。ハードなマウンテンチーズのなかにも、塩気が強く味の濃いものもあれば、マイルドなのもあり、好みで選べます。

ところでチーズといえば、「カビ」の果たす役割が重要ですよね。
カビって私にとっては永遠の謎というか、奇跡というか、1つ1つは小さいのにすごい働きをする不思議な生き物だなぁとつくづく関心してしまいます。

白カビは外皮に植え付けて熟成させるもので、カマンベールなど、まろやかなテーストなのに対し、青カビはチーズの内部に植え付けて熟成させるもので、ゴルゴンゾーラなど刺激の強いテーストが特徴のようです。
私は青カビ派かな~。

また、地理的に欧州大陸の真ん中に位置するドイツでは、近隣国の美味しいチーズをいただく機会にも恵まれています。

「チーズといえばフランス」というイメージが、日本でも一般的かと思いますが、多国のチーズにも掘り出し物が多いんです。
キプロス産のハルミチーズのグリルは、我が家の食卓の定番ですし、最近初トライしたバスク地方の「ペティ・バスク」というヤギ乳チーズも、ミルキーで優しい味わいが気に入っています。

4 ペティ・バスクs-min5 ラムソン入りハードチーズs-min

更に、チーズ以外の風味をプラスしたものもありますし、ナッツ・スパイス・ハーブ・フルーツなどが入ったものも多く出回っています。

季節物では、春だけに出回るニンニクに似た香りの「ラムソン」入りの物が人気ですし、トリフのアロマのものも各種あり、最近我が家でトライしたペコリノも絶品でした。

7 イチジクのフィリング入りヤギ乳チーズs-minまたクリームチーズにイチジクのフィリングをプラスしたヤギ乳チーズも、イチジクのエレガントな甘さがチーズにマッチ、うれしいサプライズでした。

コテコテのバイエルンものだと、「アルムフラワー」入りのハードチーズでしょうか。
アルプスの原っぱに育ついろんな牧草が入っていて、山国の大自然の香りがします。

 

6 トリフアロマのペコリノs-min8 アルム・フラワー入りのハードチーズs-min

ドイツでは、パンの主食に添えるなど、チーズは日常にしっかり溶け込んでいます。
ですがそれ以外にも、お友達と「ワインとチーズの夕べ」をするなど、ちょっと「いつもと違うおしゃれな食べ方」も人気です。

10 それぞれ7種類のチーズをのせてs-minスーパーでパッケージングされたものも多く出回ってますが、マーケットのチーズスタンドで個別に包んでもらったチーズたちを、自宅であれこれ少しずつゆっくり味わうのもなかなか素敵です。

マーケットのチーズ屋さんはとてもフレンドリーで親切、試食もOK。
そしてチーズのことならなんでも知ってるので、「こんなワインにあうチーズを教えて」とか、「この料理を造るつもりなんだけど、どんなチーズがいい?とか、「お友達との夕食会にチーズのアソートを持って行きたいのだけどおすすめは?」とかの相談にものってくれます。

我が家では、私がキッチン担当で、アジア料理が多く、一般のドイツ家庭ほどはチーズを定期的には食べませんが、たまに「無性に食べたいとき」があり、そういう時はマーケットに直行します。
これからも時間をかけて少しずつ、底知れないチーズの魅力を探求していきたいと思います。

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