1コミュニオン用に飾り付けされた教会ss-min【スタッフErikoのドイツ通信】
「コミュニオン」という言葉をご存じですか?

イエス・キリストが十字架にかけられる前、使徒たちと最後の食事をともにした「主の晩餐」に由来し、礼拝のなかで信徒がキリストの体と血を表すパンと葡萄酒にあずかる儀式のことです。

教派ごとに複数の和訳があるようですが、今回お伝えするカトリックでは「聖体拝領」と呼ばれています。
コミュニオンは、礼拝の核となるもので、毎回式の後半に、厳かに執り行われます。

コミュニオンデビューは、子どもが9歳から10歳のころで、ドイツでは通常春に行われます。
その年初のコミュニオンを迎える地域の子どもたちが、同じ日にそろって教会で式を行う場合が多いです。

該当年齢の子どものいるドイツの家庭では、初めてのコミュニオンは「最重要事項」。
何ヶ月も前から関係者に告知して、家族や親戚はもちろん、親しい友人も、時には別な州から、泊まりがけでお祝いに駆けつけます。
休暇の旅行と、親戚の子どもの初コミュニオンが重なったら、旅行のほうの予定を変更するのが普通です。

そして今年は、私の姪っ子が初めてのコミュニオンを迎えたのです!
これは私家族一同にとって、もちろん外せないイベントで、この子のパーテンタンテ(洗礼立会人)の1人である私にとっても、特別な日になりました。

当日午前中、みんなでチャペルに集合。
チャペルの中はコミュニオンに供えてきれいに飾り付けされていました。

2コミュニオンキャンドルを捧げ持つ子どもs-minコミュニオンデビューの子どもたちは、本番に先立ち、小学校の宗教の授業で、コミュニオンを受けることの意味、クリスチャンとして生きるというのはどういうことなのかについて、数週間にわたって学んできました。
更に、チャペルへの入場の仕方、コミュニオンキャンドルを捧げるやり方、その日歌われる歌など、何度も練習して、この日に供えてきました。

いつもは厳かに、粛粛と進行するカトリックのミサ。
ですがこの日は、ミサのなかで神父様が子どもたちに直接話しかけたり質問したり、クラシックな賛美歌の代わりに子ども向けのちょっとポップなメロディーのお祈りの歌をみんなで歌ったり、厳かな中にもほっこりぬくもりのある優しい式となりました。

私の自慢の姪っ子も、無事大役を果たして一安心。おつかれさま♪

4義姉宅のセッティングされたテーブルs-minここまでがオフィシャルイベント。
そしてその後は、義姉宅へ場所を移しての、プライベートなお祝いの時間です。

義姉宅のリビングは、ママが中心となってきれいにかわいくセッティングされてました。
コミュニオンキッズにとっては、クリスマスや誕生日以外でみんなからプレゼントをもらえて、自分一人が主役になれる、人生で有数のスペシャルデーなのです。

5テーブルデコレーションs-minりんりんりーんという卓上ベルの「静粛に!の音で、それまでは小鳥のようにさえずっていたみんなが一気に沈黙。

コミュニオンデビューした姪っ子がしっかりみんなに「今日は集まってくれてありがとう」の挨拶をしてフルコースのランチがスタート。

テーブル席のネームプレートやお食事のお品書きも、お料理そのものも、みんな心のこもった手作り。
私がサラダ用に1.5リットル分持参した「和風ゴマドレ」もちゃんとメニューに載ってました★
そして20人分のお肉料理も、前述からのゲストのサポートもあり、準備万端。

楽しい会話と美味しいお食事で、みんなのお腹も気分も満たされたところで、じゃじゃーん、プレゼントの開封タイム。
みんなが見守るなか、主役の姪っ子が丁寧に1つずつ開封していきます。

乗馬が得意なお姉さんからのプレゼントは、なんと5回分の乗馬レッスン。

ほかにも、エンジェルのオーナメント・手作りロザリオ・ジグソーパズル・毎月一定額が大人になるまで振り込まれる通帳がはいった宝箱・みんなが姪っ子のための願い事を書いたカードつきの彼女専用の鉢植えなどなど、素敵なものが次々に現れ、リビングは笑い声とうれしい共感のため息で溢れました。

6プレゼント専用テーブルs-min7お姉さんから乗馬レッスンのプレゼントs-min

そして、お待ちかねのコーヒー&スイーツタイム!
おばあちゃんの心づくしの「コミュニオンケーキ」を中心に、キッチンに即席ケーキビュッフェが設置され、夫のギター演奏をバックに、みんな思い思いにおしゃべりに花を咲かせていました。
全体に、優しい雰囲気の1日でした~。

宗教とは無縁に育ち、家族がらみの慣例と言ったものにも殆ど影響されずに日本での日々を生きてきて、さらに図らずも遠い外国で暮らすことになった私にとって、カトリックの伝統が強い市民権を持つここバイエルンでの、しかもファミリーの伝統重視の日常には、正直なところ戸惑うこと・よく理解できないことも少なくありません。

8コミュニオンケーキs-min自分以外の周囲の人にとっては「いつもこうしてきたから」と当たり前のことでも、私にはそれにまつわわる個人的な思い出も思い入れもなく、参加する意味を見いだすのが難しいこともあります。

でも、そんな「国外居住者」ステータスをまだ何気に引きずっている私にも1つ確実に理解できることは、こうして家族・親戚・友人たちの温かい愛情を確信しつつ、姪っ子は安心して成長していけるのだろうなということです。

初コミュニオン、おめでとう!

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※自然療法師(ハイルプラクティカ)は、ドイツ国家資格による医療従事者です。

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