2s-min【スタッフErikoのドイツ通信】
先日Netで日本のニュースをチェックしていたら、福井県越前市で、国の特別天然記念物に指定されているコウノトリのペアが産んだ卵が有精卵で、5月にひなの誕生が期待されるという話題に出会いました。

そして、その記憶もまだフレッシュな数日のうちに、ここ南ドイツ・バイエルン地方にも、「コウノトリの町」があることを偶然知りました。

バイエルン南部に位置するエッティンゲンというこの町には、コウノトリにまつわる美しい伝説があります。

今から400年以上まえ、この地に居を構えていたルートウィッヒ16世伯はコウノトリを愛好していましたが、戦争で彼がこの地を去らなければならなくなると、コウノトリもどこかへ行ってしまい、もう町には戻ってきませんでした。

ですが、長い不在の時を経て、1563年に伯爵が再びこの地に戻って来ると、なんとコウノトリたちがまたエッティンゲンを訪れるようになり、以来この町は「コウノトリの町」として定着したそうです。

そして、今でも毎年、冬をアフリカやスペインなど温かい地で過ごしたコウノトリたちが、産卵のため春になると町に舞い戻ってくるとか。

3s-min資料によると、こちらのコウノトリは、ヨーロッパコウノトリと言われている前述の日本のコウノトリとは別な種類で、絶滅危惧種ではないようです。
白色で大型、堂々たる勇壮な姿が印象的です。

コウノトリにとって、春は多忙な季節。
南国の地で冬越しをしたあと、早春のドイツに戻って卵を産み、大事に温めて孵化させます。

1s-minコウノトリは、高いところが大好き。
教会の屋根や煙突など、地面から離れた上のほうに巣を作ります。

温かい時期はドイツですごし、寒くなりだしたら南の地へ。

ときには1万kmもの距離を移動することもあるそうです。

すでに自分の巣を持っている鳥は、越冬後に戻ってきて、再び前と同じ巣に入ります。

温かい南国と、夏が穏やかなドイツを行ったりきたり。

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渡り鳥にとって、もちろん旅は命がけで、かつ必要に迫られてのこととは思いますが、どちらにも別荘を持っていて、過ごしやすい気候を求めて自由に移動できる身軽さは、ある意味ちょっとうらやましい♪

「子宝を授けてくれる」として、昔から童話にも多く登場してきたコウノトリ。
ママやベビーの強い味方であるマリエンとも、決して無縁とは思えません。

5s-min南ドイツでは、新緑の今がコウノトリの孵化シーズン。

エッティンゲンでも、市場を臨む広場に人々が集い、穏やかな春の日差しのなか、のんびり・ほっこり、アクティブな時期のコウノトリを観察することができます。

そして、町にはなんとも穏やかで、ハートフルな時間が流れます。

名前は知っていても、これまで間近で出会う機会のなかったこの美しくダイナミックな生き物が、私にとっても今年はなんだか急に近い存在になりました~。

**これまで、ドイツ日記の写真撮影に大活躍してくれたカメラが、エッティン
ゲンでの撮影中に突然のストライキ。それで、「コウノトリエージェント」として、エッティンゲン市の委託を受けてコウノトリの保護に尽力しておられるハイディ・ケルナーさんのご好意で、ご本人撮影の写真をご提供いただきました。心より感謝申し上げます。**

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※自然療法師(ハイルプラクティカ)は、ドイツ国家資格による医療従事者です。

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