ドイツ通信・夏休み特集「食べるハーブ」3  栄養価バツグン!日常に定着したお役立ちハーブ「パセリ」

【 スタッフErikoのドイツ通信 】
日本ではお盆も明けて、8月も後半ですね。

そして本ブログの夏休み特集、「食べるハーブ」も今日で3回目。
今日は、ドイツの日常にしっかり定着したポピュラーでありがたいハーブ、「パセリ」のお話です。

パセリは、スープやパスタに彩りを添えたり、サンドイッチプレートのデコレーションにしたり、煮込み料理のブーケガルニに利用するなど、日本でもお馴染みのハーブですね。

ドイツでも同様に、飾り・付け合わせ・また香り付けやにおい消しとして用いられますが、その他そのまま食用にすることも多いです。
また健康増進にも有用なお役立ちハーブとしても定評があります。

パセリは加熱しても香りがキープされるので、煮込み料理に向いています。
また同時に、生の触感やフレッシュな香りを生かした使い方も人気です。
特に夏場は、連日の暑さで食欲が落ちてしまったり、長いこと火の側でお料理するのも大変なので、さっぱり系&お手軽メニューに利用することが多いようです。

例えば、生のパセリの葉をたっぷり使ったペーストソース。
ペーストと言えばバジルの葉を使うのが主流ですが、くっきり爽やかなパセリテーストも実はペーストの材料にぴったり。
パスタはもちろん、サンドイッチに入れても、オムレツに添えても美味しいです。
またホームメードのペーストはちょっとしたプレゼントにも最適です。

ポテトとの相性も良く、茹でたジャガイモにちょっぴりバターとみじん切りのパセリを加えると、たちまち素敵な一品に。
そのまま食べてもパセリの風味を満喫できますし、ミートローフや魚のムニエルの付け合わせとしてもおすすめです。

日本では、パセリと言うと葉っぱの縮れているタイプがイメージされるかと思いますが、資料によるとこれは品種改良された種類で、欧州では葉っぱの平らな所謂「イタリアンパセリ」を利用することが多いです。
イタリアンパセリは、縮れてた葉っぱの「カーリーパセリ」と比べて、香りも穏やかで、苦味も少ないので、生でざくざく刻んでお料理に入れても大丈夫、美味しくいただけます。
例えば、最近Youtube検索で発見した「ビタミンパワーサラダ」
ドイツはトルコからの移民も多く、このレシピはそんなトルコ系ドイツ人女性のグルメチャンネルで紹介されていました。
大量のパセリのみじん切りのほか、生のレッドビーツやキャベツもたっぷり入ったエナジー全開サラダ。
食欲が落ちやすい夏場でもモリモリいけそうです。

スープに入れるときも、彩りにちょこっと加えるだけではなくて、2分の1束分位ダイナミックに投入して、食材としてのパセリをエンジョイするのもいいですね。

最近のドイツでは、特に若い人たちの間で、バターたっぷり・お肉がっつりのハイカロリーメニューから、野菜中心のヘルシーメニューへと移行する動きがあります。

それで野菜を美味しく食べる工夫もあれこれメディアで紹介されています。
パセリを含め、複数のハーブを取り合わせた「グリーンリゾット」もその1つ。
さっぱりいただけて、軽いランチにちょうど良い感じです。

そして忘れてはならないのが、ここ南ドイツの定番、ポテトサラダ!
ここでもパセリが活躍します。

ドイツではポテトサラダはまさに「文化」そのもの。
北ドイツと南ドイツでは作り方や材料に違いがあり、また同じ南ドイツでも地域ごとに特色があり、みんなそれぞれ「うちらの地方のポテトサラダが最高!」と考えているようです。

「タマネギは生で使うのか加熱するのか」、「キュウリは入れてもいいけどラディッシュは邪道でしょ」、「バイエルンの立派な主婦は断然このブイヨン・この油を使うのよ」等々、ネット上でも白熱した議論が繰り広げられ、本も出版されるほど。

いろんな説があるようですが、「ポテトサラダのポテトは潰さないでスライスするかピーラーで薄く削いで、触感を残す」、「マヨネーズではなくて、お湯に溶いたスープやビネガーを味付けに使用」、「日本人の感覚だとびっくりするくらいたくさん植物オイルを投入」「他にあれこれ入れないでシンプルに」、この辺りが南ドイツのポテトサラダに共通する特徴と言えそうです。

夏はバーベキューやピクニックが盛んな季節。
彩り美しいポテトサラダを、家族やお友達との集まりに持参するのもポピュラーなアイディアです。

ところで、幅広い用途に使えるお役経ちハーブのパセリですが、栄養価も高く、ビタミン類・ミネラル・食物繊維などが豊富で、緑の野菜のなかでも極めてありがたい存在です。

そのため、フルーツと一緒にスムージーにしたり、腎臓・血液浄化目的でパセリの煎じ汁にレモン果汁を加えて飲用する所謂「家庭薬」としても知られています。

また、食欲不振・疲労・肌トラブルにも効果があると言われています。
家庭薬として、パセリとレモンで作る腎臓・血液浄化のシロップを作ることも。

夏の暑さでどうしても元気が低迷しやすいこの時期、パセリマジックでしっかり身体メンテナンスしたいですね~。

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