ドイツ通信・戸外で秋を感じて

ハロウィーンも終わって、いよいよ11月。

紅葉真っ盛りの南ドイツは、少しずつ冬支度です。

この時期、戸外の空気が澄み渡り、寒いなかにもりんとした爽やかさがあります。

晴れた日はサイクリング&お散歩にもってこい。秋のサイクリングロード私も秋を感じに出かけてきました。

ドイツの秋はなかなかの気まぐれ。

冷たい雨が連日続いて暖房が必要なほど冷え込んだり、木が倒れるほどの強風に見舞われたかと思うと、いきなり汗ばむような暖かい陽気になることも。倒れた木これから冬に向けて日照時間がますます減っていくので、できるだけ今のうちにお日様充電しておこうと、晴天日にはみんないそいそと戸外へ出かけます。

今回出かけたのは、大好きな川沿いのルート。自転車で20分ほどで、町の喧噪を抜け出し、牧歌的な風景になります。紅葉はそろそろ後半にさしかかり、木々は半分ほど葉っぱをつけた状態。

柔らかい落ち葉をしゃかしゃか踏みながら森の小道をあるくと、ちょっと湿った土のにおいに包まれ、ほんわか気分になります。ときどき他の散歩者も見かけますが、ここ実はちょっとした「穴場」で、静かで落ち着ける場所です。

青空の下、シラカバの木に寄りかかってみたり、さらさら流れる水路に沿ってお散歩したり。芝生には午後の光が優しく降り注いで、しばしの「安息」のひと時となりました。

ここには水力を利用した発電所があり、近隣住民にエコなエネルギーを供給しています。しばしの散策を終えて、帰途に。

途中通りかかった農家では、牛たちがのんびり水を飲んでました。訊いてみたら、アンガス牛というスコットランドの種類だそうです。

普段周囲に動物のいない生活なので、ここでも何だかほっこり。

前回このルートを訪れたのは、外出も人との接触も厳しく制限されていたロックダウン中。最近、再び新規感染者が増加しているドイツですが、自然は変わらずにそこにいて、訪問者を拒まずに受け止めてくれるのが嬉しいですね。

冬の長いドイツでは、人々の太陽への思い入れはとても強いです。この時期、戸外の空気が冷たくても、風が強くても、お日様が顔を出すとみんな厚着したり毛布にくるまったりしながらも、できるだけ光のシャワーを浴びようとします。

自宅の地下室に夏の陽光と暖かさをストックしておければいいのにな~。 というわけで、我が家でもおそらく今年最後の「手作りバルコニーピザ」★紅葉が終わりに近付くと、グレーでちょっとメランコリックな数週間を経て、いよいよクリスマスシーズンの到来です。

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