A2-01_05s-minマリエン薬局の授乳・乳腺炎対策ブレンドのレシピのルーツは、「母乳のためにいいお茶」として親しまれてきたハーブティーのブレンドにあります。

ドイツで古くから飲み継がれてきたハーブティーのブレンドレシピから、新たなレシピを開発したのはドイツの国家資格である自然療法師、薬剤師。メディカルハーブの成分を検証し、バランスよく効果的な配合比率でブレンドしています。

カモミール、フェンネルシード、アニス、キャラウェイ、配合されている4つのメディカルハーブのうち、フェンネルシードは特に、昔から「母乳のためにいい」ものとして使われてきました。

では、フェンネルは、いったいどのような働きを持っているのでしょうか。マリエン薬局の薬剤師であるブリギッテ・シェレ自然療法師に聞きました。

母乳育児を助ける2つの作用を持つフェンネルシード

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「マリエン薬局の授乳・乳腺炎対策ブレンドに使われているフェンネルシードは、フェンネルという植物の種です。フェンネルは高さ2mにもなる多年草で、黄色い小さな花をパラソル型に咲かせます。その種子は小さな穀類のような形で、「母乳の流れをよくする」「母乳を作る」という2つの作用を持っています。

フェンネルの薬効成分には、血管、気管、消化器官などの体内の「管」の通りをよくする作用があります。乳管は血管と同様、細い管でその内側を母乳が通っています。フェンネルシードの成分は、乳管がつまったりしないように働きかけます。

それと同時に、フェンネルには母乳を作り出すのを助ける作用があります。
フェンネルの働きで乳管の中が通りがよくなり、赤ちゃんが頻回に吸えるようになることで、おっぱいを空っぽになるまで飲むことが容易になります。
これによって、結果として母乳生産(乳汁を産生する反射) のためのプロラクチンの値が高くなり、母乳の生産が活発になります。

母乳が出すぎることによる乳腺炎対策と、母乳不足対策という一見逆の目的に見えることに対して、フェンネルシードが有効なのは、こうした作用があるからです。フェンネルシードはドイツだけでなくヨーロッパの各地でも古くから、授乳中には欠かせないハーブとして使われてききました。

メディカルハーブを組み合わせることで生まれる高い効果

母乳のための優れた作用を持っているフェンネルシードですが、マリエン薬局の授乳・乳腺炎対策ブレンドに用いられているフェンネルシードはさらに、メディカルハーブとしての薬効を備えています。

そもそも、メディカルハーブとして認定されるためには、農薬などは一切使わずオーガニック栽培であることはもちろん、さらに医薬品の品質規格の基準を示したEU(欧州)薬局方、ドイツ薬局方の安全基準をクリアし、採取された植物の部位ごとに持っている薬効成分がドイツのメディカルハーブと認められるための厳しい基準をクリアしていることが必要です。

授乳・乳腺炎対策ブレンドに使用しているフェンネルシードは、さらに独自の厳しい基準をクリアしたものだけを使用しています。薬効があることが認められた原料を仕入れ、その薬効が損なわれないように管理されています。

もうひとつ大切なことは、ほかのハーブとの配合バランスです。授乳・乳腺炎対策ブレンドの場合は4つのメディカルハーブを、それぞれの薬効をお互いが引き出すような比率でブレンドしています。

だから、単に母乳を作り出しやすくする・乳管の通りをよくするというだけでなく、リラックスを促したり、乳管の痙攣を緩和することで母乳の通りを総合的によくします。母乳育児がスタートした時の頻回授乳がスムーズに行われるようにサポートしてくれるのです。

フェンネルシードの乳管の通りをよくする作用、母乳を作り出す作用をしっかりと引き出すのが授乳・乳腺炎対策ブレンドなのです。」

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