A4_141s-minハーブは工業製品ではありません。自然の植物だからこそ、生育環境や栽培方法、保管状況などによって含有される成分の質や量などが大きく異ってくるのは当然のことといえるでしょう。

フェンネルシードという名称は同じでも、必ずしも同じ成分や量が含まれているとは限りません。なかには劣化・酸化してしまっていたり、その他の物質が栽培時・収穫時などに混入したりすることもあります。

こうしたことが最小限になるように、マリエン薬局では独自の工夫がなされているといいます。実際にはどのようなことが行われているのでしょうか。マリエン薬局の薬剤師、ブリギッテ・シェレ自然療法師に聞きました。

オーガニックハーブとメディカルハーブの違い

J2-04_80s-min「まず、フェンネルシードだけでなく、ドイツのメディカルハーブ全般について、ご説明します。日本では『オーガニックハーブ』と混同されたり、単に『一般的なハーブの有用性・有効性』を指す言葉としても使われているようですが、ドイツでは有効成分を基準値以上含み注意が必要とされる成分が基準値以下に管理された『特定のハーブ』を指し、一般のハーブとは明確に区別されます。

オーガニックハーブは主に栽培方法や土壌に関する基準に則って栽培されたハーブのことで、特に症状の改善、予防などを目的としたものではありません。そのため、有効成分や残留物質の検査や管理などの義務はありません。

一方、ドイツのメディカルハーブは症状の改善、予防を目的としているため、医薬品としての基準にもとづき、収穫後の有効成分や注意成分の量・比率と、その他の有害な混入物(農薬、化学物質、重金属、細菌類)の有無のチェックが義務付けられています。

ドイツのメディカルハーブは、原料の選定以外にも、製品化のための製法や保管、販売などに関して細かな基準が用いられており、認可された薬局だけが扱うことができます。

ドイツの国家基準にプラスして、放射能残留検査も行う「マリエン基準」

授乳・乳腺炎対策ブレンドには、このようなドイツのメディカルハーブのフェンネルシードを原料として用いています。そしてさらに品質の高いものに絞って厳選しているため、その特別な条件を満たすことができるハーブ原料は、飲用できるハーブ全体の0.1%以下しかないと試算されています。

その厳選し尽くされたメディカルハーブを、マリエン薬局独自の方法でさらに厳格なふるいにかけます。滅菌・殺虫にまで薬物や化学物質を一切用いない方法を用い、マリエン薬局でも放射線残留検査を行っています。

自然であることに徹底してこだわり、手作業での混入物除去をダブルチェックで実施しています。こうした工程を経たものが、マリエン基準の原料としてのメディカルハーブです。

マリエンの授乳・乳腺炎対策ブレンドについては、日本の専門機関によっても、日本人の授乳中の方を対象とした効果・安全性に関する臨床試験が実施され、あらためて客観的な安全性と効果が証明されました。

ブレンドする時にも薬効を損なわない工夫が

せっかく原料の品質が優れていても、ブレンドする過程で成分が損なわれてしまっては何にもなりません。通常の製法で裁断・粉砕してしまったり、保管・流通が適切でなかったりすると、せっかくの有効成分が揮発したり損なわれてしまい、十分に効果を発揮することができません。

授乳・乳腺炎対策ブレンドだけでなくマリエン薬局のメディカルハーブティーすべてにおいて、成分を壊さずに製造する工夫がたくさんほどこされています。

超低速でのカッティング、熟練者による丁寧なブレンドが行われます。そして酸化を防ぐための窒素充填などを含め、パッキングから保管、発送まで、外部委託せずに自社で構築しています。

すべての工程は高度な知識・技術・経験を持つ専任の資格保持者によって適切に管理・運営されているのです。こうしたプロセスすべての結果として、自信を持って安心・安全で効果のある製品をお届けしています。

厳しくチェックされた有効成分をできるだけ損なわないように、丁寧に配慮された工程を経てできあがるのが授乳・乳腺炎対策ブレンドです。フェンネルシードのメディカルハーブとしての母乳への有効成分はしっかりキープされ、ほかのメディカルハーブとの相互作用でより効果的に高まり、かつ不安な要素は成分だけでなく、できる限り丁寧に除去されています。ママも赤ちゃんも安心して飲めるのが、授乳・乳腺炎対策ブレンドです。」

今回の記事は、お役に立ちましたか?

マリエン薬局の妊娠・子育てママのためのブログでは日々、自然療法ショップの情報をお届けしています。「いいね!」や「ステキ!」と感じたら、ぜひお友達にも紹介してください!