ドイツ通信・夏休み特集「食べるハーブ」4  リフレッシュ感が際立つ「ペパーミント」

【 スタッフErikoのドイツ通信 】早いモノで、もう9月。
ここバイエルンでは、6週間の夏休みが終わり、来週から新学期です。

日本では、今年は例年より遅い梅雨明けだったこともあり、長引く残暑が予測されていますね。

そこで今年の夏休み特集「食べるハーブ」の最終回は、残暑対策にも有効なリフレッシュハーブ「ペパーミント」についてお伝えします。

ペパーミントは、ハーブティーの代表選手の1つ。
マリエンでも、ネトルブレンド・リセットブレンド・ヘルシーミールブレンドなど、各種ブレンドティーに配合されているので、多くのマリエンユーザーの皆さんにとってお馴染みのハーブかと思います。

また甘さとの相性も抜群で、各種お菓子やデザート・カクテル(ノンアルも含め)にも好んで用いられていますね。

資料によると、ペパーミントの原産地はヨーロッパ大陸。
そのためか、日本では「セイヨウハッカ」という名称もあります。

古代ギリシア・ローマ時代から、アロマバスの香料として、また食物や飲料の風味付けに利用されていたほか、西洋では古くから胃のトラブルや吐き気など、日常のちょっとした症状の対処法としても活用されていたようです。

現代のドイツでは、直接飲食する方法としては、やはりハーブティーとしての利用が最もポピュラーです。
マリエンでの販売もそうですが、乾燥ハーブとして広く出回っています。

またマーケットや食料品店では生のペパーミントも普通に販売されています。
フレッシュハーブを用いたハーブティーも人気で、特に夏場はアイスティーを手作りする家庭も多いです。

アイスティーにレモンやオレンジなどの柑橘類をプラスすれば、リフレッシュ度が更にup。
ピーチやアプリコットなど、季節のカットフルーツをグラスに浮かべるのも涼しげでいいですね。

生のペパーミントは、とりわけメントールの香りがパワフル。

デザートやフルーツサラダにちょっと添えただけで、ばっちり存在感をアピール、リフレッシュ作用をフルに発揮します。

ドイツの夏はベリーの季節。
取り立てのベリーを添えたナチュラルヨーグルトや、季節の各種果物を取り合わせたフルーツサラダは、それだけで幸せな一品ですが、ペパーミントリーフをちょこっと加えると、更に夏らしいすがすがしい雰囲気に。

我が家ではちょうどデトックス中で乳製品をカットしてたので、大豆ベースのビーガンヨーグルトにしました。

またよく冷やしたチョコレートプリン(甘さ控えめ)や、オーガニックフルーツを冷凍したものを使ったアイスなど、手作りデザートにも、爽やかなアクセントを添えてくれます。

忙しくて手作りしてる時間がないときも、市販のデザートにフレッシュミントを加えるだけで、ちょっとしたスペシャル感覚を演出できます。

そして、私が今年初めてトライしたのが、ペパーミントシロップ。
プレゼント用に作ってみたのですが、レモンのすっきり感が嬉しい素敵なシロップになりました。

これでミネラルウォーターを割ったり、誕生会などの乾杯のとき少しだけスパークリングワインに加えたり、アイスクリームに添えたりと、広い用途で活躍。
想像次第でもっとたくさんの場面でも使えそうです。

メントールのリフレッシュ感は好きだけど、甘すぎるのはちょっと苦手という場合は、ペパーミント入りのアイスキューブを浮かべた甘くないハーブティーはいかがでしょうか。

このアイスキューブは、普通の製氷器で家庭で簡単に作れます。

ドイツの家庭では、ドリンクにたくさん氷を入れる習慣はあまりなく、お腹保護のためにも冷やしすぎるのはあまりよくないと思われますが、猛暑でどうにも元気が出ないときや、身体がもやもやしてすっきりしないときは、時々はこんなリフレッシュアイディアもありかもしれません。

ところで、ティーやスイーツ以外で、ドイツではペパーミントはどんな風に食されているのかな・ソルティー系のお料理には使わないのかなと思って、いろいろ調べてみたところ、典型的なドイツ料理に用いられることは殆どないようです。

それよりも、「ちょっとエキゾチックな香り&テースト」として、オリエントやインド風の料理に使われることが多い印象です。

例えば、小麦を粒状に加工したクスクスのサラダ。
クスクスは北アフリカが発祥とされ、アラブ料理によく用いられます。

メインの魚や肉料理に添えられることもありますが、パプリカやトマトなどの彩り野菜・砕いたナッツ・ドライフルーツなどを入れたサラダとしても美味しいです。

細かく刻んだペパーミントはこのサラダによく合います。
夏場は冷やして食べるのもおすすめ。メインディッシュとしてももりもりいけそうです。

最近のドイツでは、特に若い世代を中心に、お肉や動物性タンパク質たっぷりの従来のこってり料理から、国際色豊かな食材を用いたよりヘルシーで軽めの食事へと移行する傾向があります。

クスクス料理も次第に市民権を獲得中、今後ますます活躍の機会が増えそうです。

また、フレッシュミントのほか、クミンやターメリックなどのスパイスを加えたインド風ヨーグルトディップも、食欲が落ちやすい夏にぴったり。
パンにも茹でたジャガイモにもよく合いますし、カレー料理に添えてもいいですね。

そして最後に、南ドイツからも近い北イタリア在住の友人が教えてくれた、ペパーミントとレモンを使ったパスタも2つご紹介しますね。

1つは、グリーンピース入りのペパーミント・レモンクリームスパゲティー。
クリームの濃厚さの中にペパーミントとレモンのリフレッシュ感が光る、夏らしいメニューです。

もう1つは、ローストガーリックとオリーブオイルのペパーミント・レモンスパゲティー。
絞りたてレモン果汁とレモンの皮のすりおろし、それに細切りペパーミントリーフを使った正に夏向けの一皿です。

素材の味が勝負のシンプルお料理だから、オリーブオイルも塩こしょうもハイクオリティなものをできるだけセレクトしてねと、本場イタリア出身の友人からアドバイス。

パスタ&ペパーミントのコンビは、これまでイタリアンのお店でも出会ったことなかったんですが、作ってみてその美味しさにびっくり。
今後我が家では夏の定番メニューになりそうです。

心身ともにほっと一息つける秋までもう少し。
リフレッシュ感満載のペパーミントにサポートしてもらって、残暑をしっかり乗り切れますように!

ペパーミントが香るハーブティーといえば、ネトルブレンドです。

マリエンアイテムでも、さわやかな風味をお楽しみください。